画家の直人です。
今回はトイレの神様「烏枢沙摩明王(うすさまみょうおう)」について書きたいと思います。
トイレには神様がいて、毎日掃除をすると運が良くなる、というお話どこかで聞いたことありませんか?
僕は彼女の母親からそういう話を聞いて、毎朝トイレ掃除するようになり、仕事運がとてもアップしたことがあります。
また、そのトイレの神様「烏枢沙摩明王」の絵をご依頼いただき描いたときに、いろいろ調べてみました。
どんな役割があり、どんな特徴があるのかお話ししていきます。
トイレの神様の由来は?ご利益は全ての汚れを炎で清める火の神様
うすさまとは、サンスクリット語の「ウスサマ」の音訳です。もとは火の神様のアグニを指しています。
心の浄化はもとより日々の生活の、あらゆる現実的な不浄を、劣化で焼き尽くし、清める功徳があるとされています。
火頭金剛、不浄潔金剛とも呼ばれ、汚れを炎の力で清める守護士として、寺院の便所に祀られていることが多いです。
そういったことが由来となり、現代ではトイレの神様として、知られています。
出産前の胎児を「女児」から「男児」に変える力を持つ
枢沙摩明王には、出産前の胎児を、女児から男児に変える力があるとされていました。
それは。「烏枢沙摩変成男子方(うさまへんじょうなんしほう)」という秘法として、として行われていたといいます。
烏枢沙摩明王の見た目の特長
- 忿怒面(怒りの表情)で、片足で立った姿で表現されることが多い
- 炎に包まれ、剣や埃などを持っている
- 仏像では、明王の足元に「猪頭天(とうちょうてん)」が手を縛られて座っているものがよく見られます。
※猪頭天とは、人間の体に猪の頭をもっている生き物です。悪さをしたために、懲らしめられている様子が表されています。
描いた烏枢沙摩明王はこちら
烏枢沙摩明王の絵をご依頼いただいたときの、下書きになります。
仏像や仏画によって、立ち方や服などは様々なパターンがありましたが、僕なりの解釈で描きました。
インターネットで『烏枢沙摩明王』『ウスサマ明王』などのキーワードで調べると、様々な種類が出てくるので、気になる方はぜひ調べてみてください。
まとめ
「烏枢沙摩明王」いかがでしたか?
なかなか知る機会のない仏像の話ですが、どんな由来や物語や意味があるか知ることで、昔の人が大切にしていた文化に興味を持つきっかけにもなると思います。
仏画をご依頼いただいたのはこれが初めてでしたが、これからも描き続けていきたいと思います。また新しい仏画を描いときには、ご紹介していきます。
また、そもそも仏像とは何?明王とは何?ということが気になる方は、ぜひこちらの記事もご覧ください。
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